馳せ上るはせのぼる動詞1標準文例 · 用例九段の道場には、彼の親爺の弥九郎も、その高弟共もいるだろう、その本拠へ乗込んで、道場を叩き潰してしまえ」 長州の青年剣士ら十余人、猛然として一団を成して、そのまま江戸へ向けて馳せ上る。— 流転の巻 『大菩薩峠』 青空文庫金十郎は血相を変えて京都に馳せのぼると、上乗りに聞いた女衒宿を、八条猪熊でたずねあて、江戸品川の元宿へ、品物を送り届けて帰ってきたばかりという、ずるそうな面をした才蔵をとっておさえた。— 久生十蘭 『奥の海』 青空文庫