見知らぬ
みしらぬ
連体詞頻度ランク #11651 · 青空 0 例
標準
strange
文例 · 用例
記憶は見知らぬ波止場をあるいてにぎやかな夜霧の海にぽうぽうと鳴る汽笛をきいた。
— 萩原朔太郎 『記憶』 青空文庫
それは日本でもない、支那でもない、大層遠い遠い見知らぬ国へ、長い旅をした夢であった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
世界の国々を漂泊して、ついに心の郷愁を慰められなかった旅人ヘルンは、最後にまたその夢の中で漂泊しながら、見知らぬ遠い国々を旅し歩いた。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
昭和七年の夏金沢を訪れた時、その松が見たかつたが、今は見知らぬ人が借りてゐる家の庭に這入つてゆくわけにも行かなかつたが、家は前面から見た限り、昔のまゝであつた。
— 中原中也 『金沢の思ひ出』 青空文庫
駅から旅館までの俥の上で自分の息が見知らぬ町の暗闇の中に、白く立昇つたことを夢のやうに覚えてゐる。
— 中原中也 『金沢の思ひ出』 青空文庫
見知らぬ令夫人を卓に導く役を云い付かって当惑した。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
見知らぬ広い屋敷の庭に大きな池がある。
— 寺田寅彦 『御返事(石原純君へ)』 青空文庫
連れにはみち子と老妓の家の抱えでない柚木の見知らぬ若い芸妓が二人いた。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
作例 · 標準
見知らぬ街の路地裏を歩いていると、まるで異世界に迷い込んだような錯覚に陥る。
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玄関の呼び鈴が鳴り、ドアスコープを覗くと、見知らぬ男が立っていた。
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旅先で、見知らぬ親切な老人に道を教えてもらい、冷たい飲み物までご馳走になった。
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