半ば過ぎ
なかばすぎ
名詞
標準
beyond the middle
文例 · 用例
いまでは日本食の宴も半ば過ぎてテーブルを囲んだ人々の間を土人街の女が酒盃をみたしてまわっていた。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
二 八月も半ば過ぎと云ふ頃になつて、急に暑気が北国を襲つて来た。
— 有島武郎 『お末の死』 青空文庫
……」 と同伴の顔を見た時は、もうその市場の裡を半ば過ぎていた。
— 泉鏡花 『古狢』 青空文庫
毎年旅館は決まっていて、六月の半ば過ぎになると、早くも幾梱かの荷物が出入りの若衆の手で荷造りされ、漬物桶を担ぎ出さないばかりの用意周到さで同勢上野へ繰り出すのであった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
小菊は九月の半ば過ぎに、松島から、もう引き揚げるのに足を出すといけないから、金を少し送れという電話がかかったので、三四日遊んで一緒に帰るつもりで、自分で持って行ったのだったが、どうしたのか午後に上野を立った彼女は、明くる日の昼ごろにもう帰って来ていた。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
それをまたひとりでここで見直しつつ、半ば過ぎると、目を外らして、多時思入った風であったが、ばさばさと引裂いて、くるりと丸めてハタと向う見ずに投り出すと、もう一ツの柱の許に、その蝙蝠傘に掛けてある、主税の中折帽へ留まったので、「憎らしい。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
霜月の半ば過ぎに、不意に東京から大蒜屋敷へお客人がございました。
— 泉鏡花 『眉かくしの霊』 青空文庫
秋も半ば過ぎの、日もやつ下りの俤橋は、小石川の落葉の中に、月が懸かった風情である。
— 泉鏡花 『式部小路』 青空文庫
作例 · 標準
時計の針は、すでに午後4時を半ば過ぎている。
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このドキュメンタリーは、後半半ば過ぎからが一番の見どころだ。
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「今日中にこの仕事を終わらせるのは難しいかもしれない。もう半ば過ぎているからね。」
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