肉切り
にくきり
名詞
標準
carving knife
文例 · 用例
血だらけな肉切り台は銀蠅で覆われてる。
— 海のモザイク 『踊る地平線』 青空文庫
420衆は祈祷を上ぐる後、*やがて聖麥振り蒔きつ、犧牲の首を仰向かせ、屠りて之の皮を剥ぎ、續きて*股肉切り取りて二重の脂肪に蓋はしめ、四肢より截りし精肉を更に其上重ね載せ、葉を棄てさりし樹の枝を集め燃して之を燒き、 425ついで臟腑を串にして火上にかざし炙り燒く。
— ILIAS 『イーリアス』 青空文庫
この村のことは現地人から聞き出したのだが、なかなか本当のことを言わないものだから、ジン酒を二本、特許品の肉切り包丁一本を取引に使った。
— BEING AN ADVENTURE OF DRENTON DENN, SPECIAL COMMISSIONER 『ドレントン・デン特派員の冒険』 青空文庫
われわれの法律は賢くもそこにそなわっている、そしてそれによって、この肉切り包丁はカルナヴァル祭最終日に血をしたたらせる。
— LES MISERABLES 『レ・ミゼラブル』 青空文庫
彼らはただ三角な肉切り庖丁の垂直な落下をその中に見てとるだけであって、受刑人にとってはその前にも後にも何物もないと思ってるにちがいない。
— LE DERNIER JOUR D'UN CONDAMNE 『死刑囚最後の日』 青空文庫
一八三〇年は一七九三年の肉切り庖丁を折り捨てるにふさわしかった。
— LE DERNIER JOUR D'UN CONDAMNE 『死刑囚最後の日』 青空文庫
断頭台に着くと、死刑執行人は彼を司祭から受け取り、彼を奪い去り、彼を跳板の上にゆわえ、隠語を用いれば彼を竈に入れ、それから肉切り庖丁を放した。
— LE DERNIER JOUR D'UN CONDAMNE 『死刑囚最後の日』 青空文庫
ちょうどそのまぎわに、死刑執行人の一人の助手が、二十歳ばかりの青年だったか、断頭台の上にのぼって、縄をといてやるから向きを変えるようにと男に言い、男がそれを信じて言われるままの姿勢をしたのに乗じ、その死にかかってる男の背にとびついて、なんらかのある肉切り庖丁で、首の残りをようやくのことで切り離した。
— LE DERNIER JOUR D'UN CONDAMNE 『死刑囚最後の日』 青空文庫
作例 · 標準
熟練の職人が、鮮やかな手つきで肉切りの作業をこなしていく。
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キャンプで大きなステーキを焼くために、切れ味の鋭い肉切り用のナイフを持参した。
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ローストビーフを薄くスライスするには、専用の肉切り包丁を使うのが一番だ。
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