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積薪

せきしん
名詞
1
標準
文例 · 用例
百官司職皆これに從ふ中に、王積薪と云ふもの當時碁の名手なり。
泉鏡太郎 唐模樣 青空文庫
積薪に夕餉を調へ畢りて夜に入りぬ。
泉鏡太郎 唐模樣 青空文庫
馴れぬ山家の旅の宿りに積薪夜更けて寢ね難く、起つて簷に出づ。
泉鏡太郎 唐模樣 青空文庫
積薪私に怪む、はてな、此家、納戸には宵から燈も點けず、わけて二人の女、別々の室に寢た筈を、何事ぞと耳を澄ます。
泉鏡太郎 唐模樣 青空文庫
さすがに斯道の達人とて、積薪は耳を澄して、密かに其の戰を聞居たり。
泉鏡太郎 唐模樣 青空文庫
積薪思はず悚然として、直ちに衣冠を繕ひ、若き婦は憚あり、先ず姑の閨にゆき、もし/\と聲を掛けて、さて、一石願ひませう、と即ち嗜む處の嚢より局盤の圖を出し、黒白の碁子を以て姑と戰ふ。
泉鏡太郎 唐模樣 青空文庫
積薪習ひ得て、將た天が下に冠たり。
泉鏡太郎 唐模樣 青空文庫
杜夫子、王積薪の輩、技一時に秀づと雖も、今にして其の観る可き無きを憾む。
幸田露伴 囲碁雑考 青空文庫