何やら
なにやら
副詞頻度ランク #9204 · 青空 0 例
標準
something
文例 · 用例
講述する耕作法その物は、かいさ詰らぬものであるが、農学士は心理的には、甚だ発達してゐて、聴いてる方では、耕作法としては何が何やら分らぬ乍ら、なんだか好いことを教へて呉れつゝあるやうに思はれてならないといふ場合である。
— 中原中也 『心理的と個性的』 青空文庫
ところが、それから五六日して、上野動物園で貘の夫婦をあらたに購入したという話を新聞で読み、ふとその貘を見たくなって学校の授業がすんでから、動物園に出かけていったのであるが、そのとき、水禽の大鉄傘ちかくのベンチに腰かけてスケッチブックへ何やらかいている佐竹を見てしまったのである。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
走りながら私は自分が何やらぶつぶつ低く呟いているのに気づいた。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
これを結納金として、あなたのほうへ、差上げよという意味らしいのですが、何せどうも突然の事で、何が何やら。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
用意の車五輌口々に何やら云えどよくは耳に入らず。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
」 ほとんど一里も先と思はれるほどの遠方、幽潭の底を覗いた時のやうな何やら朦朧と烟つてたゆたうてゐるあたりに、小さな純白の水中花みたいなものが見える。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
」と龜は、ここに於いて、かのエデンの園の蛇の如く、何やら人の好奇心をそそるやうな妙な事を、ふいと言つた。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
彼は穴の奧で三日間は蟲の息で、生きてゐるのだか死んでゐるのだか、それこそ全く幽明の境をさまよひ、四日目に、猛烈の空腹感に襲はれ、杖をついて穴からよろばひ出て、何やらぶつぶつ言ひながら、かなたこなた食ひ搜して歩いてゐるその姿の氣の毒さと來たら比類が無かつた。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
作例 · 標準
隣の部屋から、何やら話し声が聞こえてくる。
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庭の隅で、何やら怪しい影が動いた。
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カバンの中から、何やらいい香りが漂ってきた。
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標準
for some reason
作例 · 標準
今日は何やら、いいことがありそうな予感がする。
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最近、彼女の様子が何やらおかしい。何か隠しているようだ。
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会議室が何やら騒がしいが、何かトラブルでもあったのか?
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