顔狂
かおきょう
名詞
標準
文例 · 用例
わたしはその前を往ったり来たりして、曾て朝顔狂と言われたほどこの花に凝った鮫島理学士のことを思い出す。
— 島崎藤村 『秋草』 青空文庫
奥さんは性急な、しかし良家に育った人らしい調子で、「宅じゃこの通り朝顔狂ですから、小諸へ来るが早いか直ぐに庭中朝顔鉢にしちまいました――この棚は音さんが来て造ってくれましたよ――まあこんな好い棚を――」 と高瀬に話した。
— 島崎藤村 『岩石の間』 青空文庫
わたしはその前を往つたり來たりして、曾て朝顏狂と言はれたほどこの花に凝つた鮫島理學士のことを思ひ出す。
— 島崎藤村 『桃の雫』 青空文庫