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十号

じゅうごう
名詞
1
標準
ten epithets (of Buddha)
文例 · 用例
それからもう一つ、描きかけの自画像で八号か十号くらいだったかと思う。
寺田寅彦 中村彝氏の追憶 青空文庫
――木の芽草の芽歩きつづけるはてもない旅のつくつくぼうしけふはけふの道のたんぽぽさいた     □どうしようもないワタシが歩いてをる(「春菜」層雲二百五十号記念集 昭和七年五月刊)
種田山頭火 歩々到着 青空文庫
そこでだんだん調べてみると、果たして明治十五年五月十八日(日曜日)の有喜世新聞第千三百十号の紙上に、その記事が掲載されていた。
岡本綺堂 有喜世新聞の話 青空文庫
また一方の壁には(わたしが選んだものではなかつた)ロビンソン・クルウソウがフライデーを相手に丸木舟を建造してゐるところの石版画が二十号大の緑青色の額ぶちに収まつてぶらさがつてゐた。
牧野信一 幽霊の出る宮殿 青空文庫
今では百号や百五十号の大作を描く画家は珍らしくもなんともないが、当時そんな大作をするものは少なかつた、突込んで丹念に描いてゐたから二十号大のカンバスでも、今の三百号位のものを描くほどの努力を払つてゐたと言へる。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
スラバヤ同様猴に懐妊を祈ること出口米吉氏の「土俗覧帳」(『人類学雑誌』二八巻十号)に『大朝』紙を引いて、尾張海東郡甚目寺観音院境内にオサルサマあり、子を授くるとて信者多し、その本尊木彫の猴、高さ一尺内外の坐像、半身大の桃実を抱き真向に坐す。
猴に関する伝説 十二支考 青空文庫
かくすれば蛇は奇妙に逃げ去るとなりと(『人類学雑誌』第三二巻十号三一三頁)。
猪に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
堺利彦はこれより千九百九十号というものになり了った。
堺利彦 獄中生活 青空文庫
作例 · 標準
The monk meditated on the 十号 of the Buddha to deepen his understanding of enlightenment.
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Buddhist scriptures often detail the 十号, describing the Buddha's perfect qualities.
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Artistic representations sometimes depict the 十号 through symbolic imagery.
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釈迦には仏陀であることを意味する阿羅漢、辟支仏、如来、等正覚などいくつもの尊称がある。そのうち、以下の10種がとくに十号 と言われる。如来(にょらい、tathāgata) - 真実のままに現れて真実を人々に示す者、真実の世界に至り、また真実の世界から来られし者を如去如来という。如来は向下利他の意となり、この二語にて仏の無住涅槃(涅槃に止まざる)を顕す。しかして如去如来は、如来と略称された。 応供(おうぐ、arhat) - 尊敬を受くるに足る者をいう。音写して阿羅漢。至心という訳もある。 正遍知(しょうへんち、samyaksambuddha) - 一切智を具し一切法を了知する者。宇宙のあまねく物事、現象について正しく知る者をいう。 明行足(みょうぎょうそく、vidyācaraṇasaṃpanna) - 『大智度論』に依れば、明とは宿命・天眼・漏尽の過去現在未来の三明、行とは身口意の三業、足とは本願と修行を円満具足することで、したがって三明と三業を具足する者をいう。『涅槃経』に依れば、明とは無上正遍知(悟り)、行足とは脚足の意で、戒定慧の三学を指す。仏は三学の脚足によって悟りを得るから明行足という。 善逝(ぜんぜい、sugata) - 智慧によって迷妄を断じ世間を出た者。好去、妙住ともいう。善く因より果に逝きて還らぬという意味で、無量の智慧で諸の煩悩を断尽し世間を脱出した者をいう。 世間解(せけんげ、lokavid) - 世間・出世間における因果の理を解了する者。仏は世間の有情をよく了解することからいう。 無上士(むじょうし、anuttra) - 惑業が断じつくされて世界の第一人者となれる者。仏は衆生の中において最も尊き無上の大士なる意であるからいう。『涅槃経』では「仏は無上士とも名付け、三宝中においては仏こそ最も尊上となす」と説く。 調御丈夫(じょうごじょうぶ、puruṣadamyasārathi) - 御者が馬を調御するように、衆生を調伏制御して悟りに至らせる者。仏は大慈大悲を以て衆生に対し、あるいは軟語、あるいは苦切語・雑語を用いて調御し、時に応じて機根気類を見て与え、正道を失わしめない者であるという意。 天人師 - 天人の師となる者。仏は正法を以て人間・天上の者を教導するから天人教師、すなわち天人師という。 仏世尊 - 煩悩を滅し、無明を断尽し、自ら悟り、他者を悟らせる者。真実なる幸福者。仏は仏陀の略で智者・覚者の意、世尊とはあらゆる功徳を円満に具備して、よく世間を利益し、世に尊重せらるるとの意で、世において最も尊いから仏世尊という。

出典: 十号 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0