来氏
らいし
名詞
標準
文例 · 用例
元来氏は、他に対して非常な寛容を持って居る方です。
— ――親の前で祈祷 『岡本一平論』 青空文庫
此中氏の分家に江戸本所住の三千六百石の旗本|根来氏があつた。
— 森鴎外 『津下四郎左衛門』 青空文庫
瑞雲斎は根来氏の三男に生れて宗家を襲ぎ、三子を生んだ。
— 森鴎外 『津下四郎左衛門』 青空文庫
原来氏を高と修するものが必ずしも同姓ではないのだから、捜索は容易で無い。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
有馬武郎氏は、それから帰国すると程なく、ある用事で読売新聞社に五来氏を訪ねた。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
五来氏は巴里の料理屋で見たやうに、慌しく応接室に入つて来た。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
で、何故だらうと色々話してゐるうちに、五来氏が自分を弟の生馬氏と見違つてゐる事に気が注いた。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
五来氏は眼をくしやくしやさせながら、済まなささうに頭を掻いてゐた。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫