門付け
かどづけ異読 かどつけ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
door-to-door entertainment
文例 · 用例
そうして端役に出る無表情でばかのような三人の門付け娘が非常に重大な「さびしおり」の効果をあげているようである。
— 寺田寅彦 『映画雑感(4)』 青空文庫
門付けの芸人が来る。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
平凡な学生、つまらない門付け、ハンブルな昆虫などがあれだけ、身に沁みて印銘するのは感受性の硬くなりがちな年配に於ては、ただその俗念と馳求の慾とから釈き放たれた、賢者らしい、更らに無心となった心にのみ可能なことであるらしい。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
遊芸者の中でも、下等な門付け芸人や、渡り芸人は別ですが、上等の歌舞伎役者や、人形遣いなどは、河原者、河原乞食などとはいいましたが、エタだとは誰も思わなくなりました。
— 喜田貞吉 『融和問題に関する歴史的考察』 青空文庫
門付けの法師が来たのでもあろう。
— 国枝史郎 『蔦葛木曽棧』 青空文庫
「御免下さい」「――」「お願ひ申します」「通れツ」 酒氣を帶びた聲が、平次をのつけから門付け乞食扱ひにします。
— 辻斬綺談 『錢形平次捕物控』 青空文庫
「御免下さい」「…………」「お願い申します」「通れッ」 酒気を帯びた声が、平次をのっけから門付け乞食扱いにします。
— 辻斬綺談 『銭形平次捕物控』 青空文庫
処で新聞の社会面が報じる※話によると、社会事業協会の幹部の一行が吾妻橋傍に佇んでいる親子ずれの門付けをつかまえて、明日から止めないと懲役になるよと注意すると、母親は急にメソメソと泣き出して了ったそうである。
— 戸坂潤 『社会時評』 青空文庫
作例 · 標準
昔は、祭りの日になると門付けの芸人たちが町を練り歩いた。
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急な雨で、庭師の門付けの仕事が中止になった。
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「あら、今日は誰か門付けに来てるわよ!」
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