長毛
ちょうもう
名詞
標準
longhair (e.g. cat)
文例 · 用例
前田利家、敗走軍を追って川の辺に来ると、鍬形打った甲の緒を締め、最上胴の鎧著けた武者一騎、大長毛の馬を流に乗入れて、静々と引退くのを見た。
— 菊池寛 『長篠合戦』 青空文庫
インドで今も伝うるは、財を守る蛇はすこぶる年寄りで色白く体に長毛あり、財を与えんと思う人の夢にその所在を教え、その人寤め往きてこれを取らば、蛇たちまち見えなくなると(一九一五年版エントホヴェンの『コンカン民俗記』七六頁)。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
またいわく、老蛇体に長毛あるは、その頭に玉あり、その色虹を紿く、その蛇夜これを取り出し、道を照らして食を覓む。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
邦俗ホンダワラてふ藻を神馬草というは、その波に揺れながら枝葉間に諸生物を安住せしむる状を件の神馬王の長毛に比して学僧輩が名づけたのかも知れぬ。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
竈の火口へ手を翳しながら、草賊の長毛利薪兵衛は、物臭さそうにこう云った。
— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫
やがて往くと、一本その長毛が氷隙から垂れている。
— 天母峰 『人外魔境』 青空文庫
嘗てアンゴラ種の猫を飼ったことがあるが、アンゴラだのペルシャだの長毛のものは、空気の湿度の高い日本では聊か無理だ。
— 豊島与志雄 『猫先生の弁』 青空文庫
「代々落ち目になるばかりだ」九斤老太は不平の真ッ最中であったから、この機に乗じて趙七爺に向い「今の長毛(革命党)は人の辮子を剪るので、坊さんだか、道士だか、見分けのつかぬ頭になった。
— 魯迅 『風波』 青空文庫
作例 · 標準
長毛の猫は、毛の手入れが大変だと飼い主が言っていた。
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冬の寒さ対策として、長毛の犬種は人気がある。
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彼女の自慢は、艶やかな長毛の髪の毛だ。
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