せせら笑う
せせらわらう
動詞-五段-ウ行動詞-他動詞
標準
to laugh mockingly
文例 · 用例
蝦蟇法師は流眄に懸け、「へ、へ、へ、うむ正に此奴なり、予が顔を傷附けたる、大胆者、讐返ということのあるを知らずして」傲然としてせせら笑う。
— 泉鏡花 『妖僧記』 青空文庫
しかし、こんな事を、好んで持上げたのはそちらじゃて、五分々々か、のう、はははは、」 と髯の中に、唇が薄く動いて、せせら笑う。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
」 濁流は、メロスの叫びをせせら笑う如く、ますます激しく躍り狂う。
— 太宰治 『走れメロス』 青空文庫
正井はせせら笑うようにほほえんで金口の灰を静かに灰吹きに落とした。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
中の気短そうなひとりが、癇癪筋に血脈を打たせながらせせら笑うと、退屈男のその言葉尻を捉えて、噛みつくように喰ってかかりました。
— 三河に現れた退屈男 『旗本退屈男 第五話』 青空文庫
しかし、そのとき、どっかでせせら笑うような乃公の声を聞いたように思った。
— 海野十三 『不思議なる空間断層』 青空文庫
ジャン・ジャック・ルソーを嘲弄し、サン・シモンをせせら笑う。
— 宮本百合子 『バルザックについてのノート』 青空文庫
」と一瞬相手をせせら笑うような唇の動きを感じ、何か一言いえば生涯の破れになるかと思われる悪寒が、白白しく二人を黙らせつづけるのだった。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
作例 · 標準
自分の不運を、彼は一人でせせら笑っていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
失敗した相手をせせら笑うのは、卑劣な行為だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「まあ、どうせ無理だろう」と、彼は他人をせせら笑った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite