柱上
ちゅうじょう
名詞
標準
文例 · 用例
三丈もある綱を軽々と登れるばかりでなく、動力線を猿渡りする場合に、もし普通人程度の膂力と体重だとすれば、引込個所や電柱上の接合部分に、相当眼にとどまる程度の損傷が現われるだろう!
— 小栗虫太郎 『聖アレキセイ寺院の惨劇』 青空文庫
明の陶宗儀の『輟耕録』二三に、優人杜生の話に、韶州で相公てふ者と心やすくなり、その室に至って柱上に一小猴を鎖でつなげるを見るに狡猾らしい。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
翌朝村人僧の教えのままに、馬頭と金魚、および三足鶏の屍を見出し、また寺の乾の隅の柱上より槌の子を取り下ろす。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
蒲田氏のところにてヒューズの太いのを入れしため電柱上のキャッチのヒューズ切れと覚えたり。
— 海野十三 『海野十三敗戦日記』 青空文庫
その煙に燻ぶるせいか、梁間の額や柱上の聯は悉妙に油ぎっている。
— 芥川龍之介 『上海游記』 青空文庫
柱上には青銅のブリッジが渡されて、セイサアゲエトという文字が浮彫りにされ、礎石には『千九百十五年』という文字が刻まれている。
— 沖野岩三郎 『バークレーより』 青空文庫