淫売宿
いんばいやど
名詞
標準
brothel
文例 · 用例
よくよく聴きただせば、△△屋というのは女郎屋と背中合せの曖昧屋で、我が一行の荷物は先回しに、淫売宿へ担ぎ込まれた次第と分ったり。
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫
おまけにその茶屋というのが料理は付けたりで、まるで淫売宿みたいな家ですから、その辛いことお話になりません。
— 岡本綺堂 『水鬼』 青空文庫
営養不良の化物婆ア……淫売宿の業慾婆ア!
— 牧野信一 『鏡地獄』 青空文庫
俺はこう心に叫ぶと、女を尻眼にかけて淫売宿をオン出た。
— 里村欣三 『苦力頭の表情』 青空文庫
考えてみると淫売宿で三日三晩ろくすっぽ飯も喰っていなかった。
— 里村欣三 『苦力頭の表情』 青空文庫
根津あたりの素人淫売宿。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
屍室と墓地と病院と、淫売宿のようなカフェーに囲まれた、この太子堂の家もあきあきしてしまった。
— 林芙美子 『放浪記(初出)』 青空文庫
」 そこで囚人は歎じて曰く、子供は監獄に父親は病院に、お母さんは淫売宿にあゝ――。
— 林芙美子 『放浪記(初出)』 青空文庫
作例 · 標準
港町の裏路地には、ひっそりと淫売宿が軒を連ねていた。
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若い頃、先輩に連れられて一度だけ淫売宿の入り口まで行ったことがあるが、結局入らなかった。
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その歴史的建造物は、かつて淫売宿として使われていたそうだ。
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