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甚振る

いたぶる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞
1
標準
to torment
文例 · 用例
*われは夢む、滄海の天の色、哀深き入日の影を、わだつみの灘は荒れて、風を痛み、甚振る波を、また思ふ釣船の海人の子を、巌穴に隠ろふ蟹を、青眼のネアイラを、グラウコス、プロオティウスを。
上田敏 海潮音 青空文庫
*われは夢む、滄海の天の色、哀深き入日の影を、わだつみの灘は荒れて、風を痛み、甚振る波を、また思ふ釣船の海人の子を、巖穴に隱ろふ蟹を、青眼のネアイラを、グラウコス、プロオティウスを。
上田敏 海潮音 青空文庫
由兵衛はそれを匂わせて、幾らかいたぶるつもりで来たのだ。
岡本綺堂 青空文庫
ジョン・フェリアは、やるならひと思いに殺してくれ、じわじわと心をいたぶるような真似は勘弁してくれ、と思う。
A STUDY IN SCARLET 緋のエチュード 青空文庫
ネズミをいたぶるネコのような話し方は、高志の十八番だが、慶一には、それがだんだん鼻についてきた。
第1章 ローラーコースター、1966年 45回転の夏 青空文庫
住職に対する同情か、或いはこれを枷にして今後の飲み代をいたぶるつもりか、彼は死骸の始末を自分に任せてくれと云って、佐藤の屋敷から中間の鉄造を呼んで来た。
白蝶怪 半七捕物帳 青空文庫
」「邪魔しようぜ」「因縁つけていたぶるか」「玉アこっちへ捲き上げるのよ」「やろうぜ新助」「外伝、やれやれ」五 蜆っ貝を掘りそこない、ブラブラ帰って来た新助たちであった。
国枝史郎 血煙天明陣 青空文庫
まず、らくだの死骸を背負いし紙屑屋、高田辺りの質屋を叩き起こして、この死骸を質入れさせよ、しからずんば某かよこせよといたぶるの一齣あり。
正岡容 随筆 寄席囃子 青空文庫
作例 · 標準
弱者を寄ってたかって甚振るような卑劣な行為は、教育の場において断じて許されるべきではない。
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「おい、そんなに新人を甚振ってやるなよ。慣れない仕事で手一杯なんだから、少しは手加減してやれ」
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刑事は容疑者の証言の矛盾を執拗に突き、精神的にいたぶるような苛烈な尋問を数時間にわたって続けた。
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圧倒的な実力差を見せつける王者は、挑戦者をいたぶるかのように、あえて決定打を避けて試合を長引かせた。
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2
標準
to extort
作例 · 標準
その犯罪組織は、地域住民を執拗に甚振り、毎月のように「用心棒代」として現金を徴収していた。
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彼は立場を利用して部下を徹底的に甚振り、個人的な用事を手伝わせたり、経費を不正に請求させたりしていた。
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ネット上では、匿名で個人情報を晒すと脅し、被害者を甚振って金銭を要求する手口が横行している。
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上司は部下のミスをことあるごとに甚振り、精神的に追い詰めた上で、非公式な「ペナルティ」として給料から天引きしていた。
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甚振る(いたぶる) — 幻辞.com