海ほおずき
うみほおずき異読 ウミホオズキ
名詞
標準
whelk egg case
文例 · 用例
元より羊は草にひとしく、海ほおずきは蛙と同じサ、動植物無区別論に極ッてるよ。
— 幸田露伴 『ねじくり博士』 青空文庫
」「海ほおずきよ、きれいですね。
— 小川未明 『草を分けて』 青空文庫
」と、いって、お姉さんは、海ほおずきを売る店の前へいかれました。
— 小川未明 『草を分けて』 青空文庫
そして、またこの海ほおずき。
— 小川未明 『草を分けて』 青空文庫
しかし、金魚を買わずに、海ほおずきを買って帰ったら、きっとお兄さんが笑うとは思ったけれど、辰夫くんは、やはり、金魚をいじめたくなかったのでした。
— 小川未明 『草を分けて』 青空文庫
「妹が、あちらへお嫁にいっていまして、兄さん、ぜひ一|度おいでなさいといいますから、坊ちゃんたちの好きなかにと、お嬢さんたちの好きな海ほおずきと、お父さんたちの好きな松でも持って、商いかたがたまいりますかな。
— 小川未明 『海へ帰るおじさん』 青空文庫
そして、毎晩のように、露店へかにと、海ほおずきと、松を出していました。
— 小川未明 『海へ帰るおじさん』 青空文庫
また、ゆう子さんのような女の子が海ほおずきを買うと、ゆう子さんではないかと、おじさんは、後ろ姿を見送りました。
— 小川未明 『海へ帰るおじさん』 青空文庫
作例 · 標準
例句
ウィキペディア曖昧さ回避
海ほおずき(うみほおずき) 巻貝の卵嚢(らんのう)のこと。植物のホオズキと使用方法が似ており、かつての日本ではグンバイホオズキなどの卵嚢が、口に含んで音を鳴らして遊ぶ使い捨ての玩具として縁日や海辺の駄菓子屋で売られていた。また、江戸中期(※すでに元禄年間には)ごろには遊女が同様に使用していた様子も当時の風俗を記した絵巻などに散見される。古民具や骨董品の中には卵のうが持つ鼈甲や琥珀にも似た褐色半透明で弾力があり加工しやすい材質を利用して、庶民の笄や簪の装飾材料としてそのままの形状や加工品に用いられたものもまれに見かけられる。 志摩市浜島磯体験施設「海ほおずき」 - 三重県志摩市の観光施設。 海ほおずき The Breath - 日本と台湾の合作で1996年に公開された映画。監督は林海象。 ビビアン・スー歌唱の同上映画のテーマソング。アルバム『天使・想(Xiang)』に収録。 静岡県伊東市にあるレストランの名前。
出典: 海ほおずき — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0