杯事
さかずきごと
名詞
標準
pledge made over sake cups
文例 · 用例
尤も軍務多端の際とて、その式は至って簡単なもので、ただ内輪でお杯事をされただけ、間もなく新婚の花嫁様をお連れになって征途に上られたとのことでございました。
— 浅野和三郎 『霊界通信 小桜姫物語』 青空文庫
「尤も、お前には其處までは聽かせなかつたよ、土壇場になつて、聟の身代りになるのが嫌なんて言ひ出されると困るからな」「呆れ返るぜ」 何んな仔細があるか解りませんが、杯事の始まる前、聟の支度部屋を占領して、平次はガラツ八相手にこんな無駄を言つて居るのでした。
— ガラツ八祝言 『錢形平次捕物控』 青空文庫
「もっとも、お前にはそこまでは聴かせなかったよ、土壇場になって、聟の身代りになるのが嫌だなんて言い出されると困るからな」「呆れ返るぜ」 どんな仔細があるか解りませんが、杯事の始まる前、聟の支度部屋を占領して、平次はガラッ八相手にこんな無駄を言っているのでした。
— ガラッ八祝言 『銭形平次捕物控』 青空文庫
「ところで、杯事の支度はまだかな」「親分はそんなにしていて構いませんか」「構わないとも、狙われてるのは聟だろう、その聟がここに居るんだもの、平次がこう付いているほど確かなことはないじゃないか」「全くね」 ガラッ八の八五郎は、照れ臭く袴の皺ばかり気にしております。
— ガラッ八祝言 『銭形平次捕物控』 青空文庫
「お福は深傷だが、折角ここまで運んだ祝言、息のあるうちに杯事がしたいと言うのだよ。
— ガラッ八祝言 『銭形平次捕物控』 青空文庫
幸い聟の錦太郎は浅傷だ、子刻(十二時)前に祝言の杯事をして、死んで行く娘を安心させようというのだ」「…………」 ガラッ八と錦太郎はゴクリと固唾を呑みました。
— ガラッ八祝言 『銭形平次捕物控』 青空文庫
」「祝言の杯事をするのだ。
— ガラッ八祝言 『銭形平次捕物控』 青空文庫
「え、お易い御用で、――で、何んな手紙を書けば宜しいのでしょう」 東野南次は精一杯事務的な調子で、用意したレター・ぺーパーを取出して、愛蔵のウォーターマンのキャップを取りました。
— 代作恋文 『奇談クラブ〔戦後版〕』 青空文庫
作例 · 標準
盃事とは、義兄弟の契りを結ぶ際に交わされる儀式だ。
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二人は固い杯事を行い、永遠の友情を誓った。
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映画の中で、侠客たちが杯事を交わすシーンが印象的だった。
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