飲みかけ
のみかけ
名詞名詞-の形容詞
標準
partially consumed drink
文例 · 用例
」Aは、飲みかけの紅茶をさし置いて追及した。
— ――夫婦哲学―― 『花嫁の訂正』 青空文庫
飲みかけのアイスコーヒーのグラスもある。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
(ぐっと飲む)(奥田)(飲みかけて、よす)なんですか?
— ―――一幕三場 『春の枯葉』 青空文庫
なかなか馴れてら、」 もう飲みかけたようなもの言いで、腰障子から首を突込み、「今度八丁堀の私の内へ遊びに来ておくんなせえ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
やがて夕方、ウイスキイを一口飲みかけても吐きそうになり、「帰る。
— 太宰治 『犯人』 青空文庫
一人の友達の、かつて、深山越の峠の茶屋で、凄じき迅雷猛雨に逢って、遁げも、引きも、ほとんど詮術のなさに、飲みかけていた硝子盃を電力遮断の悲哀なる焦慮で、天窓に被ったというのを、改めて思出すともなく、無意識か、はた、意識してか、知らず、しかくあらしめたものである。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
風呂から出て一二杯飲みかけていると、来客だという。
— 若山牧水 『みなかみ紀行』 青空文庫
」と屈木は敏捷さうな顔を彼の方に対けながら、飲みかけの茶碗を持ち上げた。
— 原民喜 『閑人』 青空文庫
作例 · 標準
会議室のテーブルの上に、誰のものかわからない飲みかけのペットボトルが放置されている。
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彼は飲みかけのグラスをカウンターに残したまま、急用を思い出したように店を出た。
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飲みかけのコーヒーが冷めて表面に膜が張っている様子が、彼の寂しさを物語っていた。
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