淹留
えんりゅう
名詞
標準
文例 · 用例
かくして、別府、大分、由布院に淹留旬日、再び妻子と瀬戸の内海を渡りて帰る。
— 北原白秋 『夢殿』 青空文庫
旁々七久里の別所、或は追分沓掛等に淹留、碓氷を越えて下る。
— 北原白秋 『海阪』 青空文庫
落葉松林の中に別所より追分へ、追分より沓掛へ、その落葉松林より落葉松林の中へ、淹留すること半月。
— 北原白秋 『海阪』 青空文庫
淹留五日、或は晴れ、或は雨。
— 北原白秋 『海阪』 青空文庫
そうしてまた旭川でアイヌの熊祭を観、札幌に淹留し、函館より海を越えて当別のトラピスト修道院を訪ねた。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
淹留旬日、幸に命ありてひとまづ都に帰る。
— 北原白秋 『雲母集』 青空文庫
頼山陽先生淹留の故宅、如斯亭。
— 種田山頭火 『道中記』 青空文庫
尋いで抽斎は再び弘前へ往って、足掛三年|淹留した。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫