白湯
さゆ異読 しらゆ・はくとう
名詞多音語
標準
(plain) hot water
文例 · 用例
ただ白湯を打かけてザクザク流し込むのだが、それが如何にも美味そうであった。
— 国木田独歩 『竹の木戸』 青空文庫
その中湯が沸騰て来たから例の通り氷のように冷た飯へ白湯を注けて沢庵をバリバリ、待ち兼た風に食い初めた。
— 国木田独歩 『竹の木戸』 青空文庫
」 婦は声を受けて、何となく、なよやかな袖を揺がしながら、黙って白湯を注いでいる。
— 泉鏡花 『浮舟』 青空文庫
」ああ、娘は、茶碗を白湯に汲みかえて、熊の胆をくれたのである。
— 泉鏡花 『栃の実』 青空文庫
今沸かしまっさかい、お白湯でも飲んで行っとくなはれ」 細君はカンテキでも取りに行くのであろう、防空壕の中へはいり掛けたので、私はあわてて停めて、そして帰ろうとすると、他アやんは、「えらいお愛想なしだなア。
— ――戦災余話 『起ち上る大阪』 青空文庫
鳴きつゞけて豚も寒い日・何やら来て何やら食べる夜のながいこと もう一杯、柄杓どの(酔ざめに)・月がぱち/\お風呂がわいた 夜ふかうして白湯のあまさよ 追加 乞ひあるく道がつづいて春めいてきた 三月一日曇つて寒い、井上さんから貰つてきたトンビのありがたさよ。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
……ところで…… と父は白湯を一パイ飲んで話し続けた。
— 夢野久作 『あやかしの鼓』 青空文庫
金は要らぬから、とにかく服んで見イ……と云ううちに兼は白湯を汲んで来て、薬の袋と一緒に私の枕元へ並べました。
— 夢野久作 『いなか、の、じけん』 青空文庫
作例 · 標準
私はいつも、一杯の白湯で一日を始める。
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喉が痛いときは、温かい白湯を飲むと和らぐことがある。
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彼は体を温めるために、ただの白湯を一口飲んだ。
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