どす
どす異読 ドス
名詞頻度ランク #29727 · 青空 307 例
標準
dagger
文例 · 用例
筆を執っても原稿用紙の隅に自分の似顔画を落書したりなどするだけで、一字も書けない。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
あんなたちの男が、ひとの女房を易々と手にいれたりなどするんだねえ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
太宰は瞬間まったくの小児のような泣きべそを掻いたが、すぐ、どす黒い唇を引きしめて、傲然と頭をもたげた。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
けれどもこの世の中の人たちは、そんなに容易に敬服などするものでない。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
考えてみると、僕たちだって、小さい時からお婆さんに連れられてお寺参りをしたり、またお葬式や法要の度毎に坊さんのお経を聞き、また国宝の仏像を見て歩いたりしているが、さて、仏教とはどんな宗教かと外国の人に改って聞かれたら、百人の中の九十九人は、へどもどするに違いないのだ。
— 太宰治 『世界的』 青空文庫
現在殆んどすべての人はさうなつてしまつた。
— 中原中也 『生と歌』 青空文庫
かの、君が幼な時汽車で通りかゝつた小山の裾の、春雨に打たれてゐたどす黒い草の葉などを、また窓の下で打返してゐた海の波などを…… ※ 実生活は論理的にやるべきだ!
— ―― a Cobayashi 『Me Voila』 青空文庫
明治以後、彼の最初の発見者たる正岡子規、及びその門下生たる根岸派の俳人に継ぎ、殆んどすべての文壇者らが、こぞって皆蕪村の研究に関心した。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
作例 · 標準
彼は懐から錆びたどすを取り出し、相手を威嚇した。
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物語の主人公は、いつもどすを帯刀している。
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古道具屋で、見事な装飾のどすを見つけた。
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標準
threatening quality (in a voice, etc.)
作例 · 標準
彼の「どす」の効いた声に、聴衆は静まり返った。
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その演説には、不思議な「どす」が感じられ、心に響いた。
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彼女の歌声には「どす」が利いていて、迫力がある。
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標準
muddy
作例 · 標準
池の水が濁って「どす」が利いているように見える。
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長年の手入れ不足で、庭の池の水が「どす」黒くなっていた。
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彼の顔色は「どす」が利いていて、あまり健康そうには見えなかった。
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標準
be
作例 · 標準
「もしもし、どちらどす?」と電話の向こうから上品な声が聞こえた。
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「これ、美味しいどすえ?」と彼女は尋ねた。
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京都のおばあさんが、「お茶でも一杯いかがどす?」と優しく声をかけてくれた。
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