争うべからざる
あらそうべからざる
表現連体詞
標準
indisputable
文例 · 用例
そしてこの主観的のそれはただその時に於てのみ真である、他の時に於ては真で無くなるのは争うべからざる事実である。
— 幸田露伴 『貧富幸不幸』 青空文庫
さてかくの如くかなり広い面積を有し、主要なる港湾を備え、而も多くの歴史的人物を産出した浦添の名称が浦々を支配する所という意味を有していることは殆ど争うべからざる事実である。
— 伊波普猷 『浦添考』 青空文庫
しかも、こういうたぐいの議論がだんだんに勢力を張って来たのは、争うべからざる事実であった。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
儼として存在しているから、この点において争うべからざる真であります。
— 夏目漱石 『創作家の態度』 青空文庫
真を写す文学者もこの医者や動物学者と同じ態度で、平生は依然として善意に拘泥し、美醜に頓着し、壮劣に留意する人間である事は争うべからざるの事実であります。
— 夏目漱石 『創作家の態度』 青空文庫
ただし未来の情操文学はいかなる内容をもって、いかなる評価をなすやに至っては固より測りがたいのはもちろんでありますが、それまでに発展した客観描写を利用してこれを評価の方面に使うのは争うべからざる運命と存じます。
— 夏目漱石 『創作家の態度』 青空文庫
しかれどもこの論派にありて当時すでに二種の分子を孕み、いまだ相|軋轢するに至らざるも、隠然その傾向を異にしたるは争うべからざるがごとし。
— 陸羯南 『近時政論考』 青空文庫
しかりといえども沿革の関係は争うべからざるものあり、自由派と帝政派とは国権論においてはなはだ相近かりき。
— 陸羯南 『近時政論考』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日争うべからざるについて考えている。
争うべからざるという言葉は日本語で重要だ。
彼は争うべからざるの意味を理解している。
この文には争うべからざるが含まれている。