水濁
すいだく
名詞
標準
文例 · 用例
流水濁らず、奔湍腐らず、御心境日々に新たなる事こそ、貴殿の如き芸術家志望の者には望ましく被存候。
— 太宰治 『不審庵』 青空文庫
はなはだしきは合祀伐木のため飲料水濁り、また涸れ尽せる村落あり。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
『滄浪の水清まばもって吾が纓を濯うべく、滄浪の水濁らばもって吾が足を濯うべし』……融通|無碍になりさえすれば、物事かえって面白うござる」(それ始まったぞ、始まったぞ) 新八郎は苦笑と共に、こう思わざるを得なかった。
— 国枝史郎 『十二神貝十郎手柄話』 青空文庫
滄浪之水濁兮、可以濯我足』と歌つて諷刺した。
— 新渡戸稻造 『教育の目的』 青空文庫
滄浪之水濁兮、可以濯我足」と歌って諷刺した。
— 新渡戸稲造 『教育の目的』 青空文庫
――東京市内の池や堀は、みな泥深く水濁っているが、鮮鱗の住むことによって漸く救わるる。
— 豊島与志雄 『文学以前』 青空文庫
湾水濁りて、その色泥のごとし。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
公園の設計はパリを模し、すこぶる広闊なれども、園池水濁りて風致を損ず。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫