又弟子
またでし
名詞
標準
indirect pupil
文例 · 用例
又弟子の器用無器用、年齢の高下、謝礼の多少なぞは一切問題にせずに、殆んど弟子をタタキ殺しかねまじき勢いで稽古を鍛い込んだ。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
文阿は文晃の又弟子とかにあたる人で、年は若いが江戸でも相当に名を知られている画家だそうです。
— 岡本綺堂 『青蛙堂鬼談』 青空文庫
思ふにこの人|大魯の門弟にて蕪村の又弟子に当るにやあらん。
— 正岡子規 『墨汁一滴』 青空文庫
其は師匠側のねぢけ――後進に対する嫉みに似たものであることもあらうし、又弟子の自惚に過ぎなくて容れ難いものであることもあらう。
— ――中村魁車を誄す―― 『街衢の戦死者』 青空文庫
それでお釋迦樣が話したことも、釋迦の弟子の話か、その又弟子の弟子の話か、一體誰がどういふ話をしたんだか少しも分らない。
— 内藤湖南 『大阪の町人學者富永仲基』 青空文庫
那覇の近くの壺屋という陶器をつくる部落の産で、バアナード・リーチの又弟子ぐらいにあたり、小さな窯をもっていて民芸まがいのひねったような壺をつくっているが、その窯でじぶんの細君まで焼いた。
— 久生十蘭 『骨仏』 青空文庫
その又弟子だから、君ら、剣術を知らんのは、無理もない」「…………」 庄次郎は、憤ッとしたが、健吉の眼を、見ていることができなかった。
— 吉川英治 『松のや露八』 青空文庫
兄はちょっとわがままですが、頭が切れて、引く手あまたでした。
— The Slave of Silence 『くちなしの花』 青空文庫
作例 · 標準
私は伝説の料理人の直弟子ではないが、その一番弟子に師事した又弟子の末端に連なっている。
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偉大な哲学者の思想は、直弟子から又弟子へと継承され、現代でも多くの研究者に支持されている。
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彼は有名な書道家の又弟子だが、その実力は師匠の直系にも劣らないと言われている。
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