跫然
きょうぜん
副詞-と形容詞-たる
標準
as the sound of footsteps
文例 · 用例
幸い狙いは外れたれど泰助はやや狼狽して、内より門を開けんとすれば、跫然たる足音門前に起りて、外よりもまた内に入らんとするものありけり。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
忽爾跫然として廊下の端に、殺気を帯びて、人影|露る、近づくを見れば小浜照子。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
間広き旅店の客少なく、夜半の鐘声|森として、凄風一陣身に染む時、長き廊下の最端に、跫然たる足音あり寂寞を破り近着き来りて、黒きもの颯とうつる障子の外なる幻影の、諸君の寝息を覗うあらむ。
— 泉鏡花 『化銀杏』 青空文庫
作例 · 標準
静寂の中、遠くから跫然と足音が近づいてくるのが聞こえた。
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彼は、跫然たる音に耳を澄ませ、誰が来るのかを警戒した。
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廊下を跫然と歩く音に、部屋にいた人々は皆、息をのんだ。
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「あの、跫然って、足音のことだよね?なんか怖いんだけど。」
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