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桜木

さくらぎ
名詞
1
標準
文例 · 用例
それからまたトランクをさげて、桜木町の駅に行き、大船までの切符を買った。
太宰治 正義と微笑 青空文庫
自分の父は、東京に用事の多いひとでしたので、上野の桜木町に別荘を持っていて、月の大半は東京のその別荘で暮していました。
太宰治 人間失格 青空文庫
父は、桜木町の別荘では、来客やら外出やら、同じ家にいても、三日も四日も自分と顔を合せる事が無いほどでしたが、しかし、どうにも、父がけむったく、おそろしく、この家を出て、どこか下宿でも、と考えながらもそれを言い出せずにいた矢先に、父がその家を売払うつもりらしいという事を別荘番の老爺から聞きました。
太宰治 人間失格 青空文庫
水を見て、桜木の並木を見て、高札を読んで、空を仰いでから、ちょっと後のかの女を振り返って、規矩男は更に導くように右手の叢の間の小径へ入った。
岡本かの子 母子叙情 青空文庫
三番と掛札した踏切を越えると桜木町で辻に交番所がある。
寺田寅彦 根岸庵を訪う記 青空文庫
氷店の白粉首にも、桜木町の赤襟にもこれほどの美なるはあらじ、ついぞ見懸けたことのない、大道店の掘出しもの。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
すでにこないだも東の紙屋の若い奴が、桜木町である女と出来合って、意気事を極めるちゅうから、癪に障ってな、いろいろ験べたが何事もないで、為方がない、内に居る母親が寺|参をするのに木綿を着せて、汝が傾城買をするのに絹を纏うのは何たることじゃ、という廉をもって、説諭をくらわした。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
いや神通が切れた、郷屋敷|田圃の堤防が崩れた、牛の淵から桜木町へ突懸る、四十物町が少し引くかと思うと、総曲輪が湖だという。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
ウィキペディア曖昧さ回避

桜木(さくらぎ)は、日本各地の地名または日本人の姓。 桜木 (多賀城市) - 宮城県多賀城市の町名。 桜木 (郡山市) - 福島県郡山市の地名。 桜木 (千葉市) - 千葉県千葉市若葉区の町名。 桜木 (稲沢市) - 愛知県稲沢市の町名。 桜木 (熊本市) - 熊本県熊本市東区の町名。 上野桜木 - 東京都台東区の町名。 千住桜木 - 東京都足立区の町名。 桜木村 - かつて存在した静岡県小笠郡の村。

関連項目
出典: 桜木 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0