掛け心地
かけごこち
名詞
標準
comfort (of glasses, a chair, etc.)
文例 · 用例
廣太郎は、掛け心地のいゝ、革の椅子にどかつと腰を降ろして、ふつと、やつれ果てた妻の顏をおもひ出してゐた。
— 林芙美子 『濡れた葦』 青空文庫
そこに掛け心地のいい椅子が、勝手に放りだしてあるんだ。
— 海野十三 『海底都市』 青空文庫
………」「うち、ちょっと横にさせて貰うわ」妙子はさっき、この部屋へ這入ると「い」の一番に掛け心地のよさそうな安楽椅子を無遠慮に占拠して、ぐったりと横っ倒しに靠れかかっていたのであったが、姉たちがしゃべっている間に羽織を脱ぎ帯を解きして伊達巻姿になり、さっさとダブルベッドの上に臥ころがった。
— 下巻 『細雪』 青空文庫
「少し固いようですわ」 何かしら普通の長椅子とは、掛け心地が違うような感じがした。
— 江戸川乱歩 『黒蜥蜴』 青空文庫
長椅子の掛け心地は、それほど異様であった。
— 江戸川乱歩 『黒蜥蜴』 青空文庫
応接間の中の早苗さんは、父親が行ってしまうと、一つ一つの椅子の掛け心地をくらべてみたり、立って窓のそとを眺めたりしていたが、やがてピアノの蓋をひらいて、でたらめにキイを叩きはじめた。
— 江戸川乱歩 『黒蜥蜴』 青空文庫
大きな肘掛椅子の掛け心地は悪くなかった。
— 江戸川乱歩 『吸血鬼』 青空文庫
作例 · 標準
この眼鏡は軽くて鼻への圧迫感もなく、掛け心地が抜群だ。
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長時間座っていても疲れない、この椅子の掛け心地は最高だ。
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新しいヘルメットは、頭にフィットして掛け心地が良い。
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このヘッドホンは耳をしっかり覆うのに、締め付け感がなく、一日中付けていても掛け心地が良い。
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