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陰る

かげる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
1
標準
to become clouded
文例 · 用例
陰るかと思った空は又うす明るくなって、厩橋の渡しを越えるころには濁った大川の水もひかって来た。
海坊主 半七捕物帳 青空文庫
きょうは盂蘭盆の十三日で、昼の暑さはまだ水売りの声に残っているが、陰るともなしに薄い日影が山の手の古びた屋敷町を灰色に沈ませて、辻番のおやじが手作りの鉢の朝顔も蔓ばかり無暗に伸びて来たのが眼に立った。
岡本綺堂 箕輪心中 青空文庫
次の日の午後、日の陰る頃、彼は煙草畑へ出て行つた。
島木健作 續生活の探求 青空文庫
朝日薄く南窓を射、忽ちまた陰る
正岡子規 雲の日記 青空文庫
散りては更に寄せ来なる 雲の波だつ空の下に照りては陰る牧の原。
島崎藤村 新生 青空文庫
何かしら忌わしいものが、日が陰るように胸の中をスーッと通りすぎた。
豊島与志雄 湖水と彼等 青空文庫
その日の夕方、日の陰る頃を見計って朝太郎の吉松殿は、牡丹に丸の定紋のついた、立派な駕籠に乗せられて、城下の方へつれて行かれました。
秋田雨雀 三人の百姓 青空文庫
より濃密な障害物が陽の光を遮り風景が暫し陰ると、私には描出すること望むべくもない微妙に脅迫的な効果が現れた。
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 狂気の山脈にて 青空文庫
作例 · 標準
空が急に陰ってきて、雨が降りそうだ。
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彼女の顔が少し陰った
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夕焼けが陰り、夜の帳が降りてきた。
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2
標準
to darken (of a face)
作例 · 標準
そのニュースを聞いて、彼の顔がさっと陰った
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不安がよぎり、彼女の表情が陰る
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「どうしたの?」と聞くと、彼の顔は一層陰った
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3
標準
to worsen
作例 · 標準
彼の病状は徐々に陰ってきた。
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最近、景気が陰りを見せている。
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チームの士気が陰り始めて、心配だ。
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