弘通
ぐずう異読 ぐつう
名詞動詞-サ変
標準
spread (of Buddhist teachings)
文例 · 用例
今日は末法時代といって仏教の弘通にまたひと工夫要る時代となっております。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
故に、この生命弘通の大本を信じ、それからこの世の生活の道場の中で、現実を相手に、実地のさとりを開いて行く。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
第七四課 聖徳太子仰讃 聖徳太子さまを仏教徒が尊崇し奉るのは、太子さまが、高貴の御身分の方であらせられたのに、親しく仏教を弘通せられたということばかりでありません。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
本来サルなる邦名あるにマシラなる外来語をしばしば用いるに及んだは、仏教|弘通の勢力に因ったがもちろんながら、サルは去ると聞えるに反してマシラは優勝の義に通ずるから専らこれを使うたと見える。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
祝詞式の呪詞が弘通して居た為に、かうした考へも出て来るのである。
— 折口信夫 『日本文学における一つの象徴』 青空文庫
と、小枝は手を延ばして、その一本を折り取ったが、※|白楊の林に豹が隠れ、信者らが含嗽してアラの御神を讃え奉る時、回教|弘通者のオメル様の墳塋へ、ささげまつらん白百合の花を。
— 国枝史郎 『生死卍巴』 青空文庫
此比丘尼は、紀州の日前宮の信仰と、其に関係が深くて、後には一緒になつて了うた伊勢の大神の信仰とを、弘通して歩いたので、熊野に参籠し、伊勢に参詣して、牛王宝印の札を配る傍、絵解きをしてゐた。
— 折口信夫 『お伽草子の一考察』 青空文庫
自ら仏使と称するも宜なる哉」とついに文永十一年五月宗門弘通許可状を下し、日蓮をもって、「後代にも有り難き高僧、何の宗か之に比せん。
— ――予言僧日蓮―― 『学生と先哲』 青空文庫
作例 · 標準
宗派の教えを弘通するため、全国を巡った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
仏教の弘通は、多くの人々の心に安寧をもたらした。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は生涯をかけて、自らの信仰を弘通することに尽力した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash