流行性感冒
りゅうこうせいかんぼう
名詞
標準
influenza
文例 · 用例
吉田は隣室に寝ている母親を呼ぶことを考えたが、母親はやはり流行性感冒のようなものにかかって二三日前から寝ているのだった。
— 梶井基次郎 『のんきな患者』 青空文庫
それは去年の九月頃のことで、お父さんの方からこれを受取ったという返事が来たのはその年の暮だったが、年があけると早々に、その娘は流行性感冒にかかって、一週間ばかりで可哀そうに死んでしまった。
— 岡本綺堂 『河鹿』 青空文庫
家内中が、流行性感冒にかかったことなど一大事の如く書いて、それが作家の本道だと信じて疑わないおまえの馬面がみっともない。
— 太宰治 『如是我聞』 青空文庫
それには前回の違約を詫びて、私こと持病の喘息――にてとか、終ひに流行性感冒に犯され――などゝ言わけしてありますが、おかくはそんな持病はおろか、生れて以来薬を飲んだ験しもないのです。
— 牧野信一 『月あかり』 青空文庫
× こうした心持で居たから、雄吉は雄吉達の友達である鳥井の結婚式があると云う日の午前に、河野から、『流行性感冒にかゝり、昨夜以来、発熱四十度、今日の鳥井の結婚式には、とても出られない。
— 菊池寛 『神の如く弱し』 青空文庫
チフスや流行性感冒に罹って、四十度位の熱が三四日も続けばもう助かりっこはありませんね。
— 菊池寛 『マスク』 青空文庫
殊に、ちょうどその頃から、流行性感冒が猛烈な勢で流行りかけて来た。
— 菊池寛 『マスク』 青空文庫
医者の言葉に従えば、自分が流行性感冒に罹ることは、即ち死を意味して居た。
— 菊池寛 『マスク』 青空文庫
作例 · 標準
流行性感冒が流行りだしたので、早めに予防接種を受けに行った。
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流行性感冒による学級閉鎖が相次ぎ、冬休みが早まることになった。
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単なる風邪だと思っていたが、検査の結果、流行性感冒だと判明した。
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