一の酉
いちのとり
表現
標準
first day of the cock in the eleventh month
文例 · 用例
何でも一の酉の晩であつたらしい。
— 長塚節 『開業醫』 青空文庫
もうじき一の酉が来る。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
三月ばかりたって丁度一の酉の来る時分、慶三は商用でこの近所まで来た処から、その時の好奇心でそっと以前の妾宅の前を通って見た。
— 永井荷風 『夏すがた』 青空文庫
お糸が手紙を寄越したのは一の酉の前時分であつた。
— 永井荷風 『すみだ川』 青空文庫
お糸が手紙を寄越したのは一の酉の前時分であった。
— 永井荷風 『すみだ川』 青空文庫
一の酉が済んで七五三の祝い日ごろに成ると、大拡の木の葉が吹き落され、毎日こがらしが吹きすさむ。
— ――南駅余情―― 『こがらし』 青空文庫
* その年の一の酉は十一月一日で、私は別に信仰心も興味もないので、お酉さまへは行かなかった。
— 高見順 『如何なる星の下に』 青空文庫
この間の一の酉の晩に、小柳雅子の後援会の連中が、小柳雅子が中華へ行くというんでその送別会を開いとったですがね。
— 高見順 『如何なる星の下に』 青空文庫
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4