花籤
はなくじ
名詞
標準
文例 · 用例
一千二百三十四番を当り籤とすると、一千二百三十五番は両袖で、百両の花籤が付いているはずです。
— 富籤政談 『銭形平次捕物控』 青空文庫
お勢の言うことが本当だとすれば、昨日、お勢のところから富札を盗んだ者が、その花籤の百両が欲しさに、名乗って出ていないとは限らないわけです。
— 富籤政談 『銭形平次捕物控』 青空文庫
お品は引返して書留役に聞くと、「一千二百三十五番の花籤は売れ残って帰って来ましたよ、当りはありません」 何ということでしょう、お品は呆然として、しばらくは書留役の顔を眺めておりました。
— 富籤政談 『銭形平次捕物控』 青空文庫
その花籤が当りがなかったという事を聞いてくれたんで、俺は何もかも判ったような気がする」 平次の話はあまりに予想外でしたが、その喜び勇む色に掛引があろうとも思われません。
— 富籤政談 『銭形平次捕物控』 青空文庫