燔肉
燔肉
名詞
標準
文例 · 用例
アカイアの人、宿老のために酒宴を開く時、其宴席にいや先きに汝二人を余は招く、そこに汝等燔肉の美味を口にし、蜜に似る甘き芳醇酌み干して、欲する儘につねに飽く。
— ILIAS 『イーリアス』 青空文庫
われに然かなり、故は彼つねに供物を怠らず、其祭壇はわが爲に祝祭缺かず、また奠酒燔肉の禮怠らず、これらの榮をわれは受く。
— ILIAS 『イーリアス』 青空文庫
この上で料理番は煮たり焼いたりするが、鶏のロースト〔燔肉〕をつくる時には、四角な葉鉄を火の上に置いて鶏をのせ、その上に銅の深鍋をひっくりかえしにかぶせて、一時的のオーヴンを設け、銅鍋の底で炭火を起し、鶏がうまくロースト出来る迄、彼は辛棒強く横に立って炭をあおぐ。
— 日本その日その日 『日本その日その日』 青空文庫
最初に出た三品は西洋風で、青豌豆つきのオムレツ、私が味った中で最も美味な燔肉、及び焙鶏肉であった。
— 日本その日その日 『日本その日その日』 青空文庫