慄悍
慄悍
名詞
標準
文例 · 用例
慄悍な動物は、弾丸をくぐって直ちに、人に迫って来る。
— 黒島伝治 『渦巻ける烏の群』 青空文庫
「いまいましいメリケン空軍の奴原だ」 その慄悍なる敵機の一隊は、目標を旗艦|陸奥に向けて、突入してきた。
— 海野十三 『空襲葬送曲』 青空文庫
その麓に蝟族する輩は、慄悍なる精神と、不紀律なる体力とを有して、獣力に誇り、軽微なる憤怒にもこれを試みんと欲する粗野漢、匹夫の徒なり。
— 新渡戸稲造 『武士道の山』 青空文庫
がめたるの靴下が慄悍な脛を包んで、破けまいと努力していた。
— Mrs. 7 and Mr. 23 『踊る地平線』 青空文庫