権利を放棄する
けんりをほうきする
表現動詞-サ変-する
標準
to waive one's right
文例 · 用例
「厭なら仕方が無い、権利を放棄する迄さ、其代り此腕環を貰う事は出来ないぞ」 腕環の貰えぬのは閉口である、「それなら参りましょう」と二人共答えた。
— 流星奇談 『黄金の腕環』 青空文庫
今、わたしから離縁し去った後のお艶の内実の良人は秋雄であったと知った、わたしに死んだお艶に対する未来永劫の義務と思った一部の権利を放棄する念が萌し始めると共に、その空間へ心の軽さ、また寂しさが襲って来る。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
つまり、五十万円の権利を放棄する代わりに、最もおもしろそうな実例を一、二お聞かせねがいたいというわけですよ」 影男の恬淡ぶりが、ちょびひげ紳士をびっくりさせた。
— 江戸川乱歩 『影男』 青空文庫
もはや弁を費して討論する必要がなくなったが故に、私は弁論の権利を放棄する」 まさに吏党の発言にとどめを刺したのであった。
— 大鹿卓 『渡良瀬川』 青空文庫
私は自分の権利を放棄するような馬鹿をやらかした。
— Le Pere Goriot 『ゴリオ爺さん』 青空文庫
人間たるの権利を放棄することである。
— 誰が日本民族の主人であるか 『天皇』 青空文庫
作例 · 標準
彼は弁護士と相談し、訴訟を起こす権利を放棄した。
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契約書にサインすることで、一部の権利を放棄することになる。
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「本当にこの権利を放棄するつもりですか?」
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