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多血質

たけつしつ
名詞
1
標準
sanguine temperament
文例 · 用例
さうかも知れない、しかし、私には人が憎めきれない底の、かの単なる多血質な人間を嗤ふに値ひする或る心の力――十分勇気を持つてゐて而も馬鹿者が軟弱だと見誤る所のもの、かのレアリテがあるのでないと、誰が証言し得よう?
中原中也 我が生活 青空文庫
「一人で意気まいたって駄目だからと、止めたんだがね、あいつ、多血質だから、きかないんだ。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
三番目「仇討輪廻」では、多血質、胆汁質、神経質とでも言うか、とにかく性格のちがう三人兄弟の対仇討観らしいものが見られる。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
田村泰次郎氏の「昭和絵巻」(同上)は、多血質なる筆致を揮つて一篇の絵巻を描写してゐるが、あまりに多血質過ぎるとでもいふべきか、何も悪くいふわけではないが古いといふ意味とは違つた壮士芝居沁みて、少々顔負けがせずには居られなかつた。
牧野信一 月評 青空文庫
多血質の養父とは違って、彼は痩形の色の蒼白い眼のするどい、見るからに神経質らしい、何となく尖った感じをあたえるような男であった。
岡本綺堂 小坂部姫 青空文庫
それからとうとう芸術家のバルザックが出て来たかと思うと、それは多血質の、乱暴な、病的な男で、さまざまの観念が、盛り沢山な、凝りすぎた、埒外れな文体に盛られて、やっと外に飛び出すという状態である。
宮本百合子 バルザックに対する評価 青空文庫
彼等は私のうちに現はれる精神現象を一定の範疇と法則とに從つて分類し、總括し、また私の記憶が視覺型に屬するか、聽覺型に屬するか、更に私の性格が多血質であるか、膽汁質であるか、等々、を決定する。
三木清 人生論ノート 青空文庫
■福岡県といつても豊前、筑前、筑後、皆其の性格が違い、其の区別が著しいやうに思はれます、豊前は上方の気風を受け、筑前は多血質、筑後は粘液質とでもいゝましやうか。
伊藤野枝 福岡の女 青空文庫
作例 · 標準
彼女は生まれつき多血質たけつしつ)で、どんな状況でも明るく振る舞う。
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多血質たけつしつ)な人は、社交的で友人が多い傾向がある。
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彼の多血質たけつしつ)な性格は、チームの雰囲気を明るく保つ助けとなった。
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