幻辞.com

圧死

あっし
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #16698 · 青空 54
1
標準
death by crushing
文例 · 用例
同君は、その後帰朝して、過般の大震災で、鎌倉で圧死の不幸に遭われた、他の二人は、野坂滋明君と国府精一君とである、今は米国と日本に別れていて、共に健在である。
小島烏水 火と氷のシャスタ山 青空文庫
しかし今度襲われる地方がどの地方でそれが何月何日ごろに当たるであろうということを的確に予知することは今の地震学では到底不可能であるので、そのおかげで台湾島民は烈震が来れば必ずつぶれて、つぶれれば圧死する確率のきわめて大きいような泥土の家に安住していたわけである。
寺田寅彦 災難雑考 青空文庫
また、大きな岩と見えるものが墜落して来て、その下敷きになって一人の人間が隠れればその人はほんとうに圧死したものと考えられるのである。
寺田寅彦 映画の世界像 青空文庫
夥しい書籍が――数百枚の重い粘土板が、文字共の凄まじい呪の声と共にこの讒謗者の上に落ちかかり、彼は無慙にも圧死した。
中島敦 文字禍 青空文庫
火は警視庁を焼き、帝劇を焼き、日本橋、京橋、浅草を焼き、本所深川を一舐めにして、圧死者の上へ無数の焼死者を出したという恐ろしい噂がきれぎれに耳へ入った。
田中貢太郎 死体の匂い 青空文庫
色の黒い※野な顔をした田舎武士は、安政乙卯の年十月二日の午後十時、かの有名な安政の大地震に逢って、母を救い出そうとして家の中へ入ったところで、家が潰れて圧死した。
田中貢太郎 死体の匂い 青空文庫
元慶元年四月の地震には、京中を垣墻悉く破壊し、宮中の内膳司屋顛倒して、圧死者を出した。
田中貢太郎 日本天変地異記 青空文庫
つぎの地震は、山城、摂津、和泉の諸国の大地震で、伏見城の天守が崩壊して圧死者が多かった。
田中貢太郎 日本天変地異記 青空文庫
作例 · 標準
毎日、圧死について考えています。
我が社の圧死戦略は重要です。
圧死の原理は複雑である。
圧死という言葉が頭から離れない。