上せる
のぼせる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to raise
文例 · 用例
今度は三十ばかしの野郎よ、野郎じゃアねッからお話になんねエ、十七、八の新造と来なきゃア、そうよそろそろ暑くなるから逆上せるかもしんねエ。
— 国木田独歩 『郊外』 青空文庫
『おいらは毎晩|逆上せる薬を四合|瓶へ一本ずつ升屋から買って飲むが一向鉄道|往生をやらかす気にならねエハハハハ』『薬が足りないのだろうよ、今夜あたりお神さんにそう言って二合も増やしておもらいな。
— 国木田独歩 『郊外』 青空文庫
』『なるほどうまいことを言うじゃアないか、今日おいらが蔦屋へ行って今朝の一件を話すと、長屋の者が、懐が寒くなるから頭へ逆上せるだッて言やアがる。
— 国木田独歩 『郊外』 青空文庫
日中は梅の香も女の袖も、ほんのりと暖かく、襟巻ではちと逆上せるくらいだけれど、晩になると、柳の風に、黒髪がひやひやと身に染む頃。
— 泉鏡花 『妖術』 青空文庫
」 あの怪しげな烏瓜を、坂の上の藪から提灯、逆上せるほどな日向に突出す、痩せた頬の片靨は気味が悪い。
— 泉鏡花 『白金之絵図』 青空文庫
奈良時代の文化と仏教 第四十三代|元明天皇の御代、武蔵国|秩父郡より和銅を献上せるものあり、依つて年号を和銅と改められたが、その三年、都を大和の藤原京より平城京(奈良)に遷された。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
邸では瓦斯が勝手にまで使ってあるのに、奥さんは逆上せると云って、炭火に当っているのである。
— 森鴎外 『かのように』 青空文庫
お菊もお仙も虫干の時に箱に入れられたその皿を取扱ったことはあるが、料理の膳に上せるのは今夜が初めてであった。
— 岡本綺堂 『番町皿屋敷』 青空文庫
作例 · 標準
その議題を次の会議に上せるかどうか、検討している。
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彼は署名運動で集まった声を、国会に上せるつもりだ。
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先生は生徒たちの疑問を解決するために、その話題を授業に上せた。
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