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芥子

ケシ異読 けし
名詞頻度ランク #35960 · 青空 186
1
標準
opium poppy (Papaver somniferum)
文例 · 用例
芥子の花のような日光がちらり落ちる、飛白を水のおもてに織る、岩魚が寂莫を破って飛ぶ、それも瞬時で、青貝摺の水平面にかえる、水面から底まではおそらく、二、三尺位の深さであろうが、穂高岳を畳んで、延ばしたり、縮めたり、自在にする、水の底に白く透いて見えるのは、石英が沈んでいるのだ。
小島烏水 梓川の上流 青空文庫
この広ッ場でも目の及ぶ限り芥子粒ほどの大さの売薬の姿も見ないで、時々焼けるような空を小さな虫が飛び歩行いた。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
しかし、人が見ればこれらの「須弥山」は一粒の芥子粒で隠蔽される。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
それに金米糖の心核となるべき芥子粒を入れて杓子で攪拌し、しゃくい上げしゃくい上げしていると自然にああいう形にできあがるのだそうである。
寺田寅彦 備忘録 青空文庫
従って、この特徴と重写の技巧とを併用すれば、一粒の芥子種の中に須弥山を収めることなどは造作もないことである。
寺田寅彦 映画の世界像 青空文庫
「一粒の芥子種」「夜の浪」「淋しい二人」などがそれである。
有島武郎 水野仙子氏の作品について 青空文庫
――爺さんは、当夜植木|店のお薬師様の縁日に出た序に、孫が好きだ、と草餅の風呂敷包を首に背負って、病中ながらかねて抱主のお孝が好いた、雛芥子の早咲、念入に土鉢ながら育てたのを丁寧に両手に抱いて、来て、途中頭の上の火事に慌てながら、驚破や見舞、と駆込んで、台所口へ廻ったのが、赤熊と一足違い。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
あたかも甚平の魂のごとくに挫けて、真紅の雛芥子は処女の血のごとく、めらめらと颯と散る。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
作例 · 標準
美しいケシの花だが、栽培は法律で厳しく制限されている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ケシの実からアヘンが作られることを知った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
その薬は、ケシ由来の成分が含まれているらしい。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア曖昧さ回避

芥子(からし、かいし、がいし、けし) からし。香辛料のからし。 → からし がいし。カラシナの種子(からし)の生薬名。→ カラシナ けし。アヘンを含むケシ科の植物。→ ケシ からし。漫画・アニメ『鬼灯の冷徹』に登場するウサギのキャラクター。

出典: 芥子 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0