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独り占め

ひとりじめ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #30305 · 青空 46
1
標準
hogging
文例 · 用例
この池を独り占め、得意の体で、目も耳もない所為か、熟と視める人の顔の映った上を、ふい、と勝手に泳いで通る、通る、と引き返してまた横切る。
泉鏡花 海の使者 青空文庫
だがそれでも「自分で機械を独り占めする気分」という夢が忘れられない連中が、プロジェクトの頓挫で行き場の決まっていなかったミニコンピューターを使って、勝手な真似をはじめた。
富田倫生 青空のリスタート 青空文庫
一方こっちでは、タイム・シェアリングで気分は独り占めと言っても、仕事は増える一方、プログラマーも増える一方でぶら下がる端末も増えてくる。
富田倫生 青空のリスタート 青空文庫
時間を切り分けるというUNIXの能力は、独り占めの機械でも活かしようがある。
富田倫生 青空のリスタート 青空文庫
豊大甘美な果実が出来たところで、自分だけがこれを独り占めにしないで、近親朋友に分かつのは分福である。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
甚七と市五郎も海馬探検の功名手柄を独り占めにしようという下心があるので、結局他の者どもを出しぬいて、二人が今夜ひそかに出て来ることに相談を決めた。
岡本綺堂 馬妖記 青空文庫
刺身の一と皿位は独り占めにベロリと平らげてなお飽足らずに、首を伸ばして主人が箸に挿んで口まで持って行こうとするのをやにわに横取りをする。
内田魯庵 二葉亭余談 青空文庫
堀田は徳ちやんの姉さんに凭りかゝつて、「君も少し飲んで見給へよ、僕の酒は兎も角此処では僕の独り占めの優秀品ぢやないか。
牧野信一 街角 青空文庫