びっくり
びっくり
名詞
標準
文例 · 用例
」 だが彼は今度はびっくりした。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
小倉はびっくりした。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
「あ、見習いさんでねえか、びっくりしただがよ」彼女は菓子箱を持って来て、ボーイ長の前へひろげて見せた。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
「それにやつはまだ子供じゃないか」ボースンは、びっくりしてしまっていた。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
頗るしょげて、おっかなびっくり、わが家の裏口から薄暗い内部を覗くと、「あら、おかえり。
— ――新曲聊斎志異―― 『竹青』 青空文庫
私も、はにかみながら悪童たちの後について行って、おっかなびっくりテントの中を覗くのだ。
— 太宰治 『作家の手帖』 青空文庫
灰色みたいな寒い西風が吹いて、煙が低く地を這っていて、私は、ふとお母さまの顔を見上げ、お母さまのお顔色が、いままで見たこともなかったくらいに悪いのにびっくりして、「お母さま!
— 太宰治 『斜陽』 青空文庫
私を見て、にっこりお笑いになったが、そのお顔は、びっくりするほど蒼かった。
— 太宰治 『斜陽』 青空文庫