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聴込

ちょうこみ
名詞
1
標準
文例 · 用例
ちゃんと聴込みがあるんでっさかい。
織田作之助 青春の逆説 青空文庫
「この近くに上総屋の寮か、隠居所がないか訊いてくれ」「ヘエ」 八五郎は飛んで行きましたが、奉公人たち二三人に逢って引返すと、「寮も隠居所もないが、神楽坂裏に久しく空いている貸家が一軒あるそうですよ」 こんな事を聴込んで来ました。
十万両の行方 銭形平次捕物控 青空文庫
「ところが、主人の金蔵が家出をしてから、四日目の晩に泥棒が入って、店にあった主人の財布ごと、有金二三十両|盗った上、十四になる小僧の要吉に怪我をさせて行きましたよ」 ガラッ八は得意の聴込みを説明してくれました。
金蔵の行方 銭形平次捕物控 青空文庫
一方奉行所の書き役の方へやった下っ引は、もっと重大なことを聴込んで来ました。
金蔵の行方 銭形平次捕物控 青空文庫
「何んだ、八」「変なことを聴込みましたよ」「?
夕立の女 銭形平次捕物控 青空文庫
が、浪人でも二本差しだ、うつかり縛るわけにも行くまい」六「親分、番頭の喜八は、頭痛がすると言つて、昨日は晝から寢込んで居た相ですよ」 馬道の出雲屋へ行つたガラツ八、二度目には變なことを聽込んで來ました。
花見の仇討 錢形平次捕物控 青空文庫
掻拂ひや巾着切を追つ駈けるばかりが能ぢやあるやえ、たまには御褒美の出る口でも聽込んで來い」「へエ、精々心掛けますがね、――差當り平右衞門町の忠義酒屋加島屋の話で――」 錢形平次の馬鹿野郎を喰ひつけてゐる八五郎は、臆した色もなく話を續けるのでした。
酒屋忠僕 錢形平次捕物控 青空文庫
「この近くに上總屋の寮か、隱居所がないか訊いてくれ」「へエ」 八五郎は飛んで行きましたが、奉公人達二三人に逢つて引返すと、「寮も隱居所もないが、神樂坂裏に久しく明いて居る貸家が一軒あるさうですよ」 こんな事を聽込んで來ました。
十萬兩の行方 錢形平次捕物控 青空文庫