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来養

らいまもる
名詞
1
標準
文例 · 用例
平民的に発達した芸術とはいいながら、父より子へ、子より孫へと、何百年来養成されて来た観客は、劇場内における一種の礼儀というものをおのずからに心得ていた。
岡本綺堂 明治劇談 ランプの下にて 青空文庫
又断つて置く、自分は既に此事件を以て親ら出会した事件中の最大事件と信じ、其為に二十幾年来養ひ来つた全思想を根底から揺崩された。
石川啄木 葬列 青空文庫
唯だ其現在の位地は、侯が従来養ひ来れる潜勢力によるものなるを知らば、侯の潜勢力にして存在する限りは、侯は決して未だ政界の死人に非ずと知るべし。
鳥谷部春汀 明治人物月旦(抄) 青空文庫
ところでこの手紙を書いているうちに、小生が少年時以来養成されて来たと思っていた皇室への情熱が、いつの間にか内容を異にしている――というよりも内容を深めているのに気づかざるを得なかった。
和辻哲郎 蝸牛の角 青空文庫
是は何千年來養はれた支那夫人の美徳であると云うて居ります。
桑原隲藏 支那の古代法律 青空文庫
唯だ其現在の位地は、侯が從來養ひ來れる潛勢力によるものなるを知らば、侯の潛勢力にして存在する限りは、侯は決して未だ政界の死人に非ずと知るべし。
鳥谷部春汀 明治人物月旦(抄) 青空文庫