尾長
おなが異読 オナガ
名詞
標準
azure-winged magpie (Cyanopica cyana)
文例 · 用例
S軒のB教授の部屋の入り口の内側の柱に土佐特産の尾長鶏の着色写真をあしらった柱暦のようなものが掛けてあった。
— 寺田寅彦 『B教授の死』 青空文庫
それも宮の下あたりで買ったものらしかったが、教授のなくなった日、室のボーイが自分にこの尾長鶏を指さしながら「このお客さんは、いつも、世の中にこのくらい悲惨なものはないと言っていましたよ」と意味ありげに繰り返して話していた。
— 寺田寅彦 『B教授の死』 青空文庫
しかしなぜ尾長鶏がそんなに悲惨なものとB教授に思われたか、これが今日までもどうしても解けない不思議ななぞとして自分の胸にしまい込まれている。
— 寺田寅彦 『B教授の死』 青空文庫
これ吾妻の丸山といって、昔、羽根尾長門守の臣|篠原玄蕃という剛の者、この山上に砦を構えしといい伝えられている。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
今年より卯月八日は吉日よ 尾長蛆虫成敗ぞする「ここに倒にはってあるのは、これは誰方がお書きなすった、」「……南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏……」「ああ、佳いおてだ。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
八尺なす桶のここだく、新しぼりしたたる袋、庭広に干しも列ぬと、咽喉太の老いしかけろも、かうかうとうちふる鶏冠、尾長鳥垂り尾のおごり、七妻の雌をし引き連れ、七十羽の雛を引き具し、春浅く閑かなる陽に、うち羽ぶき、しじに呼ばひぬ。
— 北原白秋 『海阪』 青空文庫
動物はいないかと聞いたら「虎と尾長猿、おしまい、finished」といった。
— 寺田寅彦 『旅日記から(明治四十二年)』 青空文庫
その雪の山から丁度この花のころ盛んに尾長鳥が里に出て來る。
— 若山牧水 『たべものの木』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
long-tailed
作例 · 標準
例句
ウィキペディア曖昧さ回避
尾長(びちょう、おなが) 動物の尾の長さ(体長を参照)。また、尾が長いこと。 オナガ - カラス科に分類される鳥類。 オナガドリ - ニワトリの品種。 オナガザメ科 - ネズミザメ目に分類される科。 オナガザル科 - 霊長目に分類される科。 尾長 (広島市) - 広島市東区の地名。 尾長天満宮 - 広島市東区の神社。 尾長町 (羽咋市) - 羽咋市の町。
関連項目
出典: 尾長 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0