金切り
かなきり
名詞
標準
文例 · 用例
」と懸命の金切り声を挙げ、「そのナイフは、僕のナイフです。
— 太宰治 『乞食学生』 青空文庫
」 と、金切り声を出した。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
蝶子も黙っていられず、「安い西瓜だっせ」と金切り声を出した。
— 織田作之助 『夫婦善哉』 青空文庫
頭をいきなりガラス窓にぶっつけて血だらけになり、何かわけのわからぬことを金切り声にわめきながら荒れまわった。
— 島木健作 『癩』 青空文庫
」と金切り声をあげるようになった。
— A SCANDAL IN BOHEMIA 『ボヘミアの醜聞』 青空文庫
シェットランドを去って間もなく舵輪にいた水夫たちが、何物かが船を追いかけて、しかも追いつくことが出来ないかのように、船のあとに哀れな叫びと金切り声をあげているのを聞いたと、しばしば繰り返して話したのがそもそも始まりであった。
— 北極星号の船長 医学生ジョン・マリスターレーの奇異なる日記よりの抜萃 『世界怪談名作集』 青空文庫
君はあの金切り声を聞かなかったかね。
— 北極星号の船長 医学生ジョン・マリスターレーの奇異なる日記よりの抜萃 『世界怪談名作集』 青空文庫
」小男は高い金切り声で叫んだ。
— THE ADVENTURE OF THE DYING DETECTIVE 『瀕死の探偵』 青空文庫