も一つ
もひとつ
表現
標準
another
文例 · 用例
飄々として唸りながら、無限に高く、穹窿の上で悲しみながら、いつも一つの遠い追憶が漂っている!
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
しかもそのちがった空に、いつも一つの同じ凧が揚っている。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
もしそれが本當ならば、こんどいらした時にそのお土産の葛籠とかいふものでも一つ持つて來て見せて下さいな。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
しかし、も一つある。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
しかしそればかりで出来るのではない、万年雪や氷は、塑造的物質になって、その通過する地床の傾斜に、少しでも変化があれば、氷雪はそれに応じて裂罅を作ること、渓流の「渦巻き」が、いつ見ても一つところに、居据わりのように出来ているのと同じく、クレッヴァスも毎年同一の地点に出来る現象を呈する。
— 小島烏水 『高山の雪』 青空文庫
彼は鼻の穴を気にしながら遂々十一時間、――その間に昼飯と三時休みと二度だけ休みがあったんだが、昼の時は腹の空いてる為めに、も一つはミキサーを掃除していて暇がなかったため、遂々鼻にまで手が届かなかった――の間、鼻を掃除しなかった。
— 葉山嘉樹 『セメント樽の中の手紙』 青空文庫
おもては、船特有の臭気の外に、も一つ「安田」の臭いが混ざって、息詰らせていた。
— 葉山嘉樹 『労働者の居ない船』 青空文庫
フォアピークは、水火夫室の下の倉庫の、も一つ下にあった。
— 葉山嘉樹 『労働者の居ない船』 青空文庫
作例 · 標準
「も一つ、何か飲み物はいかがですか?」と店員が尋ねた。
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このケーキ、すごく美味しいから、も一つ食べたいな。
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プレゼンテーションの準備のために、も一つ資料を探しておく必要がある。
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標準
(not) quite
作例 · 標準
「この絵、どうかな?」「うーん、も一つかな…色がちょっと暗いね。」
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彼女の提案は悪くないけど、何か、も一つ足りない気がする。
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新しい企画を練っているが、アイデアがも一つまとまらない。
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