戦争後
せんそうご
名詞副詞
標準
post war
文例 · 用例
一九〇一年ボーア戦争後、軍隊組織に関する新しい職責が加わったので辞職した。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
更に、日露戦争後に到っても独歩がやはり軍事的ブルジョアジーのイデオロギーに立っていたことは、「号外」「別天地」等の小説によって看取される。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
日清戦争後三国干渉があった。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
そして、なお日清戦争後には、高山樗牛の日本主義の主張が起り、日露戦争後には、岩野泡鳴の国粋主義の主張が起ったことも、一九三二年のファッショの発展と照合して、(勿論その社会的根拠に非常な相違はあるが)注目に価する。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
「酒中日記」の如き、日清戦争後の軍人が、ひどく幅をきかした風潮を、皮肉りあてこすっている作品でも、将校はいゝのだが、下士以下が人の娘や、後家や、人妻を翫弄し堕落させるとしている。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
そのころになると、電車も敷けて各区からの距離も短縮され、草|蓬々たる丸の内の原っぱが、たちどころに煉瓦造りのビル街と変わり、日露戦争後の急速な資本主義の発展とともに、欧風文明もようやくこの都会の面貌を一新しようとしていた。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
そこは今の江東橋、そのころの柳原で、日露戦争後の好景気で、田舎から出て来て方々転々した果てに、一家はそこに落ち着き、小僧と職人四五人をつかって、靴屋をしていたのだったが、銀子が尋常を出る時分には、すでに寂れていた。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
梶井の父は軍需品の売込みか何かに関係して、よほど儲けたという噂であったが、戦争後の事業勃興熱に浮かされて、いろいろの事業に手を出したところが、どれもこれも運が悪く、とうとう自分の地所も人手にわたして、気の毒な姿でどこへか立去ってしまいました。
— 岡本綺堂 『月の夜がたり』 青空文庫
作例 · 標準
戦争後は、復興のために多くの人々が尽力した。
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戦争後の社会は、貧困と混乱に満ちていた。
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彼は、戦争後の時代に生まれ、平和な時代しか知らない。
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