時を待つ
ときをまつ
表現Godan verb with 'tsu' ending
標準
to wait for a favorable chance
文例 · 用例
檻の中なる狼は、野に遊ぶ虎をひしぐとか、悠々自適、時を待つてゐます。
— 太宰治 『春夫と旅行できなかつた話』 青空文庫
人とは仮説を立てた上で、時を待つか、それを論破する十二分の情報を待つかするもの。
— THE ADVENTURE OF THE SUSSEX VAMPIRE 『サセックスの吸血鬼』 青空文庫
会は楽しくない、白けきつてゐた、彼女を褒めることは彼女に惚れ批評することは悪くいふことになつた、詩人達は早く会が終ることを望んでゐた、温和で陰鬱で飛躍的な動作をとる詩人達の性格が焦々とその飛躍の時を待つ誰か素晴しいテーブルスピーチでその場を弾力的なものにしなければ無言劇に終りさうだ。
— 小熊秀雄 『託児所をつくれ』 青空文庫
その時を待つてそれを役立てる。
— 田山録弥 『小説新論』 青空文庫
すると、あの人は、「そんな、来る時を待つなんていふやうな、消極的な心を持つてるから駄目なんだ。
— 水野仙子 『脱殼』 青空文庫
船宿の女房は越後上布に唐繻子の引かけ帶ですらりと立つたものごしが、柳のやうで、柳橋の上に舟をもやつて、これから花火舟を出す間を、梅村屋の二階で潮時を待つてゐるのだつた。
— 竹久夢二 『砂がき』 青空文庫
)一切の不平、一切の經驗、一切の思想――つまり一切の精神が、この二時間のうちに、機を覗ひ時を待つて、吾が舌端より火箭となつて迸しる。
— 石川啄木 『雲は天才である』 青空文庫
)一切の不平、一切の経験、一切の思想、――つまり一切の精神が、この二時間のうちに、機を覗ひ時を待つて、吾が舌端より火箭となつて迸しる。
— 石川啄木 『雲は天才である』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は、自分の夢を実現する時を静かに待っていた。
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今は動かず、じっと時を待つのが賢明だろう。
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漁師たちは、嵐が過ぎ去り、漁に出る時を待っていた。
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