フリーラン
ふりーらん
名詞
標準
文例 · 用例
松田はまず、経営総合研究所というビジネスマネージメントの研修会社に入社して、フリーランスとして生き抜いていくためのビジネス上の基礎知識を身につけておこうと考えた。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
では、それほど私を悦ばせる折竹とはいかなる人物かというに、彼は鳥獣採集人としての世界的フリーランサーだ。
— 天母峰 『人外魔境』 青空文庫
一時長篇が流行しはじめて、忽ちある方向へ流されて行ってしまって今日に及んでいるので、本年は、純文学の甦生は第二義的野心作を並べる長篇よりも、寧ろ地味にフリーランサーとして書かれる短篇のうちにその可能がふくまれていると考えられて来ているらしい様子です。
— 一九三九年(昭和十四年) 『獄中への手紙』 青空文庫
あれだけやったのだからと劇団内部の人々に印象づけてしまって、今日給料を払わないフリーランサーとしてしまうということも、マアああいう状態では仕方なかろうということになっては切ないでしょう。
— 一九三九年(昭和十四年) 『獄中への手紙』 青空文庫
又記者の内にも、顧問乃至客員もあれば専属的な所謂記者もあり、職業的なフリーランサーもあれば随時に指命される寄稿者や自発的な投稿者もある。
— 戸坂潤 『現代哲学講話』 青空文庫
評論家は「フリーランサーとしての言論の自由」をすてて「大企業機構の一破片としての言論の自由(?
— 戸坂潤 『世界の一環としての日本』 青空文庫
ジャーナリストはフリーランサーとしても今日甚だ無力であるので、こういう結果にもならねばならぬのだ。
— 戸坂潤 『世界の一環としての日本』 青空文庫
フリーランサーとしての評論家は、この新聞の反動化に抗するだけのジャーナリズム上の実力を有っているとは考えられないが、そうかと云って新聞企業の専属スターとなることによって、少しでも新聞反動化を阻止出来るように思うならば、勿論大きな誤りだ。
— 戸坂潤 『世界の一環としての日本』 青空文庫