豪邁
ごうまい
形容動詞名詞
標準
intrepidity
文例 · 用例
譯文は、豪邁である。
— 太宰治 『ラロシフコー』 青空文庫
版図の大を誇る鼻の一団は、智勇豪邁、気宇万軍を圧する鼻に従ってこれに殉じました。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
賣家も唐樣で書く三代目の徳川の天下、幸に家光の豪邁なるを以て、啻に父祖の業を墜さざりしのみならず、その業を整頓し、幕府の基礎を牢くし、三百の諸侯を掌上に弄して、將軍の威光は、旭日冲天の勢も啻ならざりしが、享年長からず、幼孤を殘して、滿月の影を西山に收めしかば、幕府の勢は、忽ち一頓せし也。
— 大町桂月 『宗吾靈堂』 青空文庫
その豪邁の気象が想ひ遣られるではないか。
— 森鴎外 『椙原品』 青空文庫
これは別に証拠はないが、私は豪邁の気象を以て不幸の境遇に耐へてゐた嘉心を慰めた品を、啻誠実であつたのみでなく、気骨のある女丈夫であつたやうに想像することを禁じ得ない。
— 森鴎外 『椙原品』 青空文庫
邸内を歩くにも忍びに歩かなくてはならぬと云ふ拘束を豪邁な性を有してゐる壮年の身に受けて、綱宗は穉い亀千代の身の上を気遣ひ、仙台の政治を憂慮した。
— 森鴎外 『椙原品』 青空文庫
そして此恨事は偶以て朴斎の豪邁の資を証するに足るかも知れない。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
志気豪邁にして往々細節を顧みなかつたのださうである。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
作例 · 標準
彼は豪邁な気性で、どんな困難にも臆することなく立ち向かう。
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その若き将軍の豪邁な采配が、戦局を有利に変えた。
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新しい事業を始めるには、彼のような豪邁な精神が必要だ。
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